カテゴリー: azurelytone

その夜は、くぐもったうめき声と啜り泣く声が、絶える事はなかった。 クルトは、エクソシシト(退魔士)であり、それ … 続きを読む AZURELYTONE 4-010

世界は満ちていた。 なにもかも。 すべてがうまくいく。 一度でも…… 一度でも、そんな事を思ってしまうと、心は … 続きを読む AZURELYTONE 4-009

「あれが何か知ってるか?」 ミヅキは、窓から見える街の空を、指差した。アズレリイの街は、巨大な岩山の斜面を切り … 続きを読む AZURELYTONE 4-008

ミヅキが目をさました時、少女はいなかった。 あいつ……人間に戻れたのか……。 目の前には、舌を突き出して無惨に … 続きを読む AZURELYTONE 4-007

「……ま……さか……そんな] (なぜ……こいつ……心臓をつぶ……したのに) ガシッ ミヅキは、宙を舞うクロウズ … 続きを読む AZURELYTONE 4-006

ッッ………プチﾝ ミヅキの中で、何かが途切れた……。 ………こいつは……… (こいつは、今、殺す………首をとば … 続きを読む AZURELYTONE 4-005

「アズレリイトオンは、とてもとても長い歌なんだ……」 「何個かのメロディーが主軸になっていて、状況によって、組 … 続きを読む AZURELYTONE 4-011