AZURELYTONE 3-008
「ミヅキ……あんたが羨ましかった……」 食い込ませた刃は、ミヅキの血を操る能力で、すぐさま凝固できるはず。だが … 続きを読む AZURELYTONE 3-008
AZURELYTONE 3-007
「いらっしゃい」 色とりどりの花を敷き詰めた店内は、きらびやかさと同時にずさんな管理を、塵積もったあせた花や葉 … 続きを読む AZURELYTONE 3-007
AZURELYTONE 4-010
その夜は、くぐもったうめき声と啜り泣く声が、絶える事はなかった。 クルトは、エクソシシト(退魔士)であり、それ … 続きを読む AZURELYTONE 4-010
AZURELYTONE 4-009
世界は満ちていた。 なにもかも。 すべてがうまくいく。 一度でも…… 一度でも、そんな事を思ってしまうと、心は … 続きを読む AZURELYTONE 4-009
AZURELYTONE 4-008
「あれが何か知ってるか?」 ミヅキは、窓から見える街の空を、指差した。アズレリイの街は、巨大な岩山の斜面を切り … 続きを読む AZURELYTONE 4-008