ブロックチェーンとは
ブロックチェーンってなに?
ブロックチェーンは、情報管理のアイディアのひとつ。
ビットコインという仮想通貨(暗号資産)は聞いたことがあると思います。
ビットコインは、国家や銀行が管理しなくても、機能する「お金」として創られました。
国家や銀行のような大きな組織が管理する代わりに、膨大な数の個人が同時に管理すればいい。
ブロックチェーンは、
その同じ内容の台帳を共有し、その繋がりを参加者全員が確認できる分散型台帳。
同時に共有していれば、改竄が不可能。
インターネットなら、それが可能になるという発想です。
近年、仮想通貨のハッキングなどで、大金が流出したなどのニュースも流れます。
しかし、仮想通貨は、ブロックチェーンの技術を使わないと使用できない。
奪った後、どこの誰に渡ったか、いくら細分化しても、全てが明確に記録されているので追跡できてしまうのです。
記録を明示されてしまえば不正は明白。
現在、流通している通貨(円とかドルとか)のように、流出させて、細かく振り込ませて、さらに細かい領収書にしてわかんなくする。
なんて出来なくなる。
例えてみましょう。
お金を「水」と考えましょう。
通貨は、色付きの水槽。
水槽の色は、
ドルが「黄色」
ウォンが「赤」
エン(円)が「青」
とします。
個人の資産は「魚」どんな大きさの魚を飼うか、育てるかが財力を表します。
水槽に魚が増えれば、水かさが増し、すなわち通貨の価値は上がります。
魚を安全に飼う方法。
水槽の色の魚を飼うのです。
水槽に合わせた色の魚を飼えば、保護色で守られるので安全。
自分の魚を見分ける方法は、特別な訓練をうけた人(銀行員)に見つけてもらいます。
ビットコインは?
「無色透明の水槽」
(全員が常に見ていれる)
魚の色は?
「彩り豊かで自由な配色」
(正しい配色は自分だけが知る【暗号】)
みんなが見てるから、だれも奪えない。
正しい配色は、持ち主しかわからない。
これが、ブロックチェーンの発想です。
ビットコインは、この発想で誕生した最初の通貨。
この水槽には、すでにクジラを飼っている人がいるんです。
クジラが飛び跳ねるだけで、水位は大きく変わりますよね。
でも、ふたたび着水すると……。
仮想通貨のニュースで、「クジラ」と出てきたら、このイメージを思い出してください。
クジラのジャンプが、新しい魚を加えるチャンスかもw
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