01【カグツチは生まれた時、炎にくるまれていた】
鬼は、火の精霊の加護を受けているが、生まれた時に炎を出している
赤ん坊は今までになく、母親は火傷のため死んでしまう。

02【鬼の肌は赤いが、カグツチの肌は青色だった】
カグツチと名付けられた赤子は、その肌が赤くなく
真っ青だったため、不気味な存在として疎んじられた。

03【差別され育つカグツチ】
青い肌を持つカグツチは、その全身に赤いタトゥーを入れ、
世間に馴染もうとするが、逆に異様な風体になっていく。

04【鬼は、人間を奴隷にしていた】
彼らが住むのは、東の果ての島国「アカツキ」。
そこでは、鬼と人間の二種類の民族が暮らしており、
人間は、鬼達の奴隷として飼われていた。
カグツチは、人間の管理をその仕事としていた。

05【カグツチは、人間の少女を逃がしてしまう】
ある日、奴隷の脱走事件が起こり、捜索隊にカグツチも参加する。
脱走した奴隷は、抵抗すればその場で始末してもよい。
しかし、脱走は、鬼達が仕組んだ事でハンティングを楽しむ余興だった。
「さあ、お楽しみの時間だぜ」
暴虐を目撃した若い赤鬼は、怒りのあまり同僚を攻撃してしまい、生き残った人間の少女を見逃してしまう。
咄嗟に、赤鬼を気絶させ、自分が罪を被るカグツチ。

06【追放される】
人に情けをかけてしまったカグツチは、部隊長に呼び出され追放される。
「忌み子の分際で立場もわからんとはなっ」カグツチは、地下牢獄につながれ数年間放置された。岩から染みでる水と、ときおり無造作に転がってくる廃棄された食糧で命を繋ぐ。

07【ツバキに拾われる】
数年の月日をかけ炎の力で岩を少しずつとかし、脱獄に成功する。
荒野をさまよい行き倒れるカグツチは、人間のツバキに拾われる。
「珍しいな青い肌の鬼か……」「カッコいいな」「団子喰うか?」

08【ツバキは、人間だが、キメラを倒せる実力があった】
犬、猿、雉を組み合わせた生き物。ツバキは、体力が回復していないカグツチを庇い戦う。ボロボロになりながらも勝利したツバキは、あろう事にキメラに呟く「団子喰うか?」キメラを仲間にする。「鵺」と名付けた。

09【生き物には心がある事をツバキから学ぶ】
キメラは、狂暴だがツバキにはよくなついている。それは、キメラにも心があるからだという。
たが、心を取り戻せない生き物もいる。鬼は人間や生き物を虐げ続けると、心を失うと説く。

10【ツバキの一味になる事を誓う】
民族も種族も関係ない。幼きを助け、仕事を分かち合い、その上で技術を競い合う。そのための国に作り替える事が、ツバキの目的だった。
ツバキは、その知識を惜しみなくカグツチに教える上に、剣技も教えてくれる。

11【次々と鬼を倒す】
ツバキの剣技と鵺の攻撃力、カグツチの火力に敵う相手はいなかった。

12【奴隷を解放】
奴隷をハンティングしていた部隊長と、カグツチの決戦。
奴隷を解放し、城の中央まで斬り込む。

13【鬼の長と、ツバキの一騎討ち】
鬼の族長は、病み衰えていた。
族長は、死を覚悟するが、息子が立ち塞がる。
「族長ではなく私はと闘ってくれ」
「そのかわり、我々鬼族は、この戦を、反乱ではなく」
「民族をかけた『決闘』として受け止める」

14【三日三晩戦い続け、満身創痍のふたり】
鬼の先祖は、奴隷だった。人間と鬼は何世代にも渡って、支配の立場を入れ換えて、この国を発展させていた。文化を発展させなければ、大陸の国々から独立を保てない。
決闘は、民族の優位性を決める通過儀礼だった。

15【弱った二人をカグツチが襲う】
炎が二人を吹き飛ばす。「国だとか」「民族だとか」「関係ないな」「両方とも死ね」

16【カグツチは、二人を倒して、赤鬼も人間も支配すると宣言する】
「ククッ……己《オレ》は、親殺しだぞ」「この二人の首をとれば、この国は己のもの」「まとめて始末してやる」カグツチは青鬼の能力を暴走させる。

17【ツバキと赤鬼は協力して反撃、モモの刃がカグツチを貫く】
ツバキの力だけでは、カグツチに敵わない。
赤鬼の火力だけでは、カグツチに敵わない。
ツバキの剣技「朱雀」でカグツチを貫き、赤鬼の火力を刃に透し、
カグツチに改心の一撃を加える事に成功する。

18【敗れたカグツチは、二つの民族の均衡が傾いたとき必ず滅ぼすと叫び】
「クソっクソっ」
「笑えるぜっ……お前らに協力の発想があるとはなっ」
「だがまだだ……己は負けちゃいねぇ」
「お前らの均衡が傾いたとき、必ず」
「その時は必ず……皆殺しだぜっ」

19【城から飛びおり海に身を投げ行方不明に】

20【赤鬼は、人間と共存を誓う】
人間と赤鬼の協力を、お互いの民族の多くの民が目撃した事によって、民族は支配ではなく、共存できる事を証明した。

21【ツバキは、カグツチが人と、鬼のために
敢えて悪役をかった事に気がつき、涙をながす】
「私は、あんたのようなヤツを……」
「あんたを救いたかったから……」
「なのにまた……」
赤鬼は、カグツチに罪をかばわれた男だった。
ツバキは、カグツチが逃した少女の成長した姿だった。

22【大陸に流されたカグツチ。
その身体を貫く刀は、ツバキの神業で急所をはずされていた】
「いてぇ……」カグツチは、胸に刺さる刃の痛みに眼をさました。
刃が岩場に挟まったお陰で流され続けずにすんだようだ。
カグツチは、心臓をそらして射し込まれた刃を、
痛みを堪えながらも慎重に引き抜いた。
不思議とほとんど血が出ない。「やっぱり天才だな」

海の彼方に滲み始めた暁が、カグツチをてらした。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中